韓国のセンイル広告ガイド|掲出期間・費用相場と日本から出す方法
韓国のセンイル広告は掲出期間30日が主流で、日本の7日間とは慣習が異なります。推しワクが収集した韓国の媒体120件の実データで、期間・費用相場・事務所前バナーなど媒体の種類と、日本から手配する手順を解説します。
韓国のセンイル広告文化
韓国はセンイル広告(생일광고)発祥の地で、応援広告の文化が日本以上に浸透しています。地下鉄駅やバス停、カフェ、大型ビジョンなど多様な媒体がファンの出稿に対応しており、掲出のバリエーションも豊富です。
日本のファンが韓国に広告を出すケースも増えていますが、掲出期間の単位も媒体の種類も日本とはかなり異なるため、日本の感覚のまま計画すると噛み合わないことがあります。以下は推しワクが収集した韓国の媒体120件の実データをもとにした解説です。
掲出期間は「30日」が主流(日本と真逆)
最も大きな違いが掲出期間です。日本の媒体は7日間(1週間)単位が過半を占めますが、韓国は30日間が主流で、傾向がほぼ逆転しています。推しワクに登録されている韓国の媒体120件の内訳は次のとおりです。
- 30日間: 80件(約67%)— 韓国の標準的な単位
- 7日間: 18件(約15%)
- 1日間: 7件 / 2日間: 5件 / 14日間: 5件
- (参考)日本の媒体1,825件では7日間が951件で約52%と最多
費用の目安
推しワクに登録されている韓国の媒体のうち、料金が公開されている107件の最低料金を集計した結果です。掲出期間が30日と長いぶん、1件あたりの金額は日本より高めになります(各媒体が提示する最低料金の集計で、実際の見積額はサイズ・期間・時期によって変動します)。
- 最小 34,000円
- 中央値 約194,000円
- 最大 約267万円
- (参考)日本の媒体1,812件の中央値は約82,000円
韓国ならではの媒体「事務所前バナー」
韓国で特徴的なのが、推しが所属する事務所の社屋周辺にバナー広告を出すという発想です。推し本人が出社時に目にする可能性がある場所を狙うもので、日本の駅広告とは考え方がまったく違います。
推しワクに登録されている韓国の媒体にも、主要事務所の周辺エリアの枠が含まれています。
- HYBE 周辺(ソウル・龍山エリア)— カフェやコンビニの店頭バナー
- SMエンターテインメント 周辺(城東エリア)
- YGエンターテインメント 周辺(麻浦エリア)
- STARSHIP・WM など各事務所周辺のビル壁面バナー
センイルカフェという選択肢
広告枠を買う以外に、カフェを1日〜数日貸し切って誕生日イベントを開く「センイルカフェ(생일카페)」も韓国では定番です。店内を推しの写真で飾り、来場者に特典を配る形式で、ファン同士の交流の場にもなります。
推しワクのデータでも、弘大(ホンデ)・龍山・城内などのエリアにセンイルカフェ向けの会場が登録されています。掲出だけでなく「集まれる場を作る」という選択肢があるのは、韓国のセンイル文化ならではです。
日本から韓国に出す手順
日本から韓国に応援広告を出す場合、韓国の応援広告に対応したサービスを利用するのが一般的です。日本語対応のサービスもあり、デザインデータを送れば掲載手続きを代行してもらえます。
- ① 日本語対応の韓国応援広告サービス、または現地代理店を探す
- ② 掲載場所・期間・デザインを決定する
- ③ デザインデータを入稿する(韓国語表記の確認を忘れずに)
- ④ 費用を支払う(海外送金・為替レートの確認が必要)
- ⑤ 掲出確認・現地写真の共有を依頼する
日本から出す際の注意点
国をまたぐぶん、国内で出す場合にはない確認事項があります。とくに為替と現地確認は事前に詰めておくと安心です。
- 為替レート — 支払時のレートで金額が変動します
- 現地確認の手段 — 掲出写真を送ってもらえるか事前に確認を
- 審査基準の違い — 使用できる画像・文言の制限が日本と異なる場合があります
- 時差とやりとりの速度 — 日本語対応でも返信に時間がかかることがあります
- 事務所のガイドライン — 韓国の事務所も応援広告のルールを公開している場合があります
よくある質問
- 韓国のセンイル広告の掲出期間はどのくらいですか?
- 30日間が主流です。推しワクに登録されている韓国の媒体120件では、30日間が80件で約67%を占め、7日間は18件でした。日本の媒体1,825件では7日間が約52%と最多で、傾向が逆になっています。
- 韓国で応援広告を出すといくらかかりますか?
- 推しワクに登録されている韓国の媒体107件の最低料金を集計すると、最小34,000円、中央値は約194,000円でした。掲出期間が30日と長いぶん、日本(中央値約82,000円)より高めの水準です。
- 日本から韓国に応援広告を出せますか?
- 出せます。日本語対応の韓国応援広告サービスや現地代理店を通す方法が一般的で、デザインデータを送れば掲載手続きを代行してもらえます。為替レートと現地の掲出確認方法を事前に確認しておくとトラブルを避けられます。
- 事務所の前に広告を出せるというのは本当ですか?
- 韓国では、推しが所属する事務所の社屋周辺のカフェやコンビニの店頭、ビル壁面にバナー広告を出す形式があります。推し本人が目にする可能性のある場所を狙う考え方で、HYBE周辺の龍山エリア、SM周辺の城東エリアなどに枠があります。
- センイルカフェとは何ですか?
- カフェを貸し切って推しの誕生日イベントを開く形式です。韓国語では「생일카페(センイルカペ)」と呼びます。店内を推しの写真で装飾し、来場者に特典を配ることが多く、弘大や龍山などのエリアに対応店舗があります。
